Amazon Kindle本(電子書籍)の活用方法
ー音声読み上げや切り抜きが便利ー
【自分の能力を補ってくれる便利なツール紹介シリーズ】
アマゾンの電子書籍、 Kindle(キンドル)本の便利な点と活用方法を書きました。
(多少のデメリットもあるので、その点も記載)
読書好きの自分も、紙の本からKindle本へ移行して、蔵書は増えても家はすっきり快適に暮らせてとてもハッピーです。
音声読み上げもしてくれるので、耳からも読めてとっても楽で、読書も進みます。
読む場所や機器が自由で、セールも多く、定額読み放題もセレクションが豊富で、文学作品が無料で読めたりします。
Alexa(アレクサ)アプリとEchoスマートスピーカー/ディスプレイを使うと、さらに快適な読書環境になります。
Amazon Kindleサイト←こちらをクリック
Kindle本はどんな人にもとても便利でお得
Kindle本の便利な点:
・物理的に収納場所をとらない
・本を持ち歩かなくても、いろいろな場所で読める
・音声読み上げしてくれる
・パソコンやスマホでも読める(専用デバイス不要)
・画像切り抜き等で自分用のノートにまとめやすい
※Kindleサービス開始前に出版の本も、ベストセラー等はKindle出版されています!
とてもお得な点:
・紙の本より割引やセールが多く、割引率が高い
・Kindle Unlimitedで定額で良書がたくさん読める(980円/月)
・プライム会員は追加料金無しでPrime Readingの対象タイトル本が読み放題
さらにお得な情報:
Kindle本はよくセールで大幅値下げされたり、FireタブレットやEchoスマートスピーカー/ディスプレイはプライムマンデーなどのセールで半額になったりするので、超お得でオススメです。
セール情報はまたお知らせしますが、クリスマス商戦の時期にAmazonブラックフライデー、6月か7月頃にプライム会員向けのAmazonプライムデー、あとはタイムセール祭りというのがひんぱんにあったりします。
もうひとつ便利な点:
【目次チェックや試し読みができる】
商品ページに目次が載っていなかったり、紙の本を買いたいけれど「試し読み」が無い場合、Kindle版がある書籍なら無料サンプルを入手して内容をチェックできます。
Kindle本利用の要件:
・Amazonの会員登録(無料)
・パソコンやスマホで読む場合は専用アプリ(無料)をインストール
・読み放題のKindle UnlimitedやPrime Readingは要加入(有料)
Kindle無料アプリ(iOS, Android, Mac, Windows)←ここからダウンロードできます
お得な定額読み放題! Kindle UnlimitedとPrime Reading
さらにオススメ!
【とてもお得な定額読み放題】
Kindle UnlimitedとPrime Reading:
・違いは、料金・読み放題対象になっている本のタイトル数・一度に借りられる冊数です。
(上限いっぱい借りても、本を返却すればいつでも別の本を借りれます)
・両方とも無料お試し期間1カ月あり。
Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド):
・月額980円で、同時に20冊まで借りて自分のライブラリにキープできる
・タイトル数:和書12万冊以上、洋書120万冊以上
・ジャンル:本、マンガ、雑誌など
Prime Reading(プライムリーディング):
・Amazon Prime(プライム)の特典で、Kindle Unlimitedのタイトルの中から一部が読める
・同時に10冊まで借りて自分のライブラリにキープできる
・タイトル数:和書・洋書合わせて数百冊(入替あり)
・ジャンル:本、マンガ、雑誌など
※Kindle UnlimitedとPrime Readingの併用について:
私の利用状況では、Prime Reading利用後にKindle Unlimitedへ加入した場合、Prime Readingでの10冊は残るみたいです。Amazon Prime加入継続中に限ると思います。
借りている本の入れ替えはKindle Unlimitedの20冊だけのようです。
※Amazon Primeの会員料金は月額500円、年額払いは4,900円(月払いより1,100円お得)
※Prime Student(学割)は通常会員の半額で月額250円、年額払いは2,450円(月払いより550円お得)
※プライム会員特典はほかにもPrime Video、無料お急ぎ便、限定セールなどあり
※本記事に記載の金額はすべて税込です
【青空文庫-無料で文学作品が読めます!】
「青空文庫」というカテゴリーで、無料で読める有名な文学作品等のKindle本が一万点以上あります。
著作権が消滅した作品や著者が許諾した作品をボランティアがデジタル化したものです。
主な作家:夏目漱石、森鷗外、芥川龍之介、宮沢賢治、太宰治、梶井基次郎、福沢諭吉、永井荷風、吉川英治、江戸川乱歩、山本周五郎、エドガー・アラン・ポー、ハンス・クリスチャン・アンデルセン、小泉八雲、アーサー・コナン・ドイル、魯迅 ほか
青空文庫←ここから各作品のダウンロードができます
音声読み上げを活用 – Amazon AlexaやEchoで音声操作も
【音声読み上げを活用:眼の負担を軽減、読書の効率もアップ】
音声読み上げ機能はとても便利で、私も目が疲れずたくさん読めるようになりました。
勉強のための本で難解な内容は、「何度も繰り返し聴くこと」でまず慣れてから、眼で読んで内容を覚えたりします。
音声読み上げ利用のポイント:
対応の書籍のみ音声読み上げ可能ですが、非対応はかなり少ない印象です。
確認方法:読みたい書籍の商品ページの「Kindle版(電子書籍)」形式をクリック選択して、ページ下の登録情報に「Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効」とあるもの
※図解のような図や絵の多いものは、文字を含めて画像スキャンなのか、音声読み上げに対応していない場合があります。
【AlexaアプリやEchoスマートスピーカー/ディスプレイで音声操作が便利で楽】
私も以前はそうだったのですが、パソコンやiPhone/iPadなどデバイスやOS独自の読み上げ機能を使っている人も多いようです。Kindleアプリで本を開いて、その文字を読み上げる方法です。
それよりも、 Alexa(アレクサ)のアプリやPCサイトを使うと、アマゾンの各種サービスや複数スピーカー等デバイスを一元管理できて、とても簡単で便利です。AmazonのIDとパスワードでログインします。
Echoスマートスピーカー/ディスプレイを使うと、さらに快適な読書環境になります。
聴いている時にアプリをいちいち開かずに話して音声操作で、読み上げスピードや音量や読む箇所を前に戻るなどを調整できます。(「もっと早く」など)
Echoスマートスピーカー/ディスプレイ←ここから種類をみられます
音声読み上げの利用例:
私は普段はスマホやタブレットのAlexaアプリで、読む書籍・開始する章・スピーカーを選んで読み上げ開始します。
読み上げ中は声で話して、音量やスピードや前に戻るなどを音声操作します。(「1分戻って」など)
パソコンからはAlexaはあまり使わないので、アプリではなく「Amazon Alexaサイト」へアクセスして操作します。
Amazon Alexaサイト
https://alexa.amazon.co.jp/spa/index.html
Amazon Alexaアプリのインストールは、iOSはApp Store、AndroidはGoogle Playで「Amazon Alexa」を検索、WindowsPC用もMicrosoft Storeからダウンロードできます。
アマゾンはオーディオブック「オーディブル」もありますが、少し高価で多読が難しいです。
オーディブルは、物語など声優さんの素敵な朗読を楽しむにはとても良いと思います。
Kindle本の活用方法のヒント
自分の能力を補ってくれる便利な点:
・音声読み上げやパソコンの大きいモニターで読めるおかげで、眼が疲れず読書がはかどる
・内容が難解な場合など、繰り返し聞き流して慣れ、眼でじっくり読むと理解や記憶しやすい
・手書きしなくても、画像切抜きでワードなどに貼り自分用まとめノートが楽に作れる
・読書好きで増えた蔵書の整理や入替がうまくできない悩みを解決
【活用方法の例(自分の場合)】
新しい物事の勉強のために、Kindle本はとても役立っています。株式投資とワードプレスの勉強には、だいぶ活用してきました。
理解が難しい本は最初に音声読み上げで繰り返し聴いて、用語に慣れて全体的におおまかに把握してから、眼でじっくり読んでより深く理解して記憶します。
Kindleアプリにハイライトやメモの機能などありますが、私はワード等で自分の理解用まとめノートを作ります。自分の言葉で要約して文章をタイプして、図や表の重要な部分は画像切り抜きして貼れるので、とても便利です。個人利用の目的に限れば問題ないと思います。また、読むのと書くのを同時に同じパソコンモニターでできて、とてもやりやすいです
定額読み放題は、ひとつのトピックの本をたくさん網羅して読みたい時に特に役立つと思います。インターネットにも良い情報が溢れていますが、体系的に学びたい場合は書籍のほうがよくまとめられています。ワードプレスや株式投資など専門的で技術的な内容の書籍はけっこうお値段もしますが、初歩的なものから各レベルの広い範囲のものまで読み放題でいろいろ読めるので、まずはざっと多読してみると、高くても本当に買いたい本が見つけられるようになります。
おまけ
【紙の本の良いところもある】
絵や写真を楽しむアートや旅行がトピックの本は、紙の本を本棚に置いておきたいですね。好きな小説の初版本なども大事にとってあります。
あとは、初歩的な内容のテキストなどは、紙の本で手軽に繰り返し読んで内容を習得したら手放す、ということもあります。
Kindle本のデメリット
Kindle本のデメリットも少しあります。
Kindle本は譲渡できないようです。でもアカウント相続はできるみたいです。
友人や家族に貸し出すことはできるみたいですが、 1 回につき 14 日間レンタルで、貸し出し中は貸し手がその本を読むことはできないようです。手続きも少しややこしそうです。
詳細:https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200652240
やり方(英語):https://www.amazon.com/gp/help/customer/display.html?nodeId=200549320
家族とかなら、タブレットにダウンロードしてシェアするとかでも良い気がしますね。
最後に
今回は、自分がKindle本をとても活用している体験から、利点や活用方法等をいろいろ書きました。
でも、実はKindle Unlimitedには加入してまだ1年半ほどで、ワードプレスの勉強を始めた時に関連書籍をいろいろ読みたかったのがきっかけでした。
何から学べば良いかまだ分からない時に、ワードプレスの初心者向けの本がたくさんKindle Unlimitedにあったので、いっきにリサーチしてライブラリにキープしたのですが、その頃はまだキープできる上限が10冊。
その上限も2021年秋頃には10冊から20冊に大幅アップ、対象タイトルのセレクションも年々ベストセラーなどが増えている印象で、読書の形態もだいぶ変わったなぁとしみじみ感じます。
近年のKindle本の充実もあって、昨年は紙の本の蔵書を見直して、何十冊(百冊くらい?)も手放してすっきりしました。本棚の大部分が置物や陶器などを飾る飾り棚に変わったくらいです。
ちなみに、Amazonの「Kindle」が日本に上陸したのは2012年後半、ちょうど10年ほど経つそうです。
この記事でKindle本やAlexaに関して紹介した方法などは、Google検索で詳細手順がすぐ見つかりますが、機会があれば手順の説明記事も書きたいと思います。
参考記事:
Amazonの「Kindle」が日本上陸、Kindleストアもオープン – ITmedia ビジネスオンライン
https://www.itmedia.co.jp/makoto/articles/1210/24/news126.html