WordPressテーマ自作で役立った本

  • 2022/05/07
  • BOOK


「WordPress(ワードプレス)」は、手軽にウェブサイトを作成・運用するためにサーバーにインストールするソフトウェアです。そのプログラミング言語がPHPです。
ウェブサイトのデザインに必要な「テーマ」は既成のものがついてきますが、アレンジやカスタマイズにはHTMLCSSの知識が必要です。
ウェブサイトの構成を大きく変えるようなカスタマイズをしたり、テーマを自作するためにはPHPの知識も必要です。

ブログサイトやYouTube動画でも、とても詳しく参考になるものが多いですが、
書籍の利点は、一冊に体系的にまとめられていて、全体や関連性を理解しやすいことです。
基礎や未知の物事を学ぶのに適していると思います。

書籍でのプログラミングの勉強は、手軽に何度も手にできる紙の本も便利ですが、
用途に応じてAmazon Kindle本(電子書籍)の活用もオススメです。
Amazon Kindle本(電子書籍)の活用方法 ←こちらの記事もぜひ読んでみてください!

PHPを勉強するのに役立った本

【プログラミングをあまり知らずに初めてPHPを学ぶ人は、最初に手元に置きたい本】
PHPの絵本 第2版 Webアプリ作りが楽しくなる新しい9つの扉」 株式会社アンク


この本は、PHPの勉強を独学で苦労して進めてしばらくして出会いましたが、できれば最初に出会いたかった本です。

「絵本」のタイトル通り、シンプルな絵と言葉で、PHPの「仕組み・概念・実際のコーディング」について、とてもわかりやすく解説しています。見た目の「ぎっしり感」がなく、目と脳に優しい印象です。

各ページはシンプルですが、大事なことをしっかりカバーしているので、ボリュームはあります。
章分けは「変数と配列」「演算子」「制御文」「関数」「文字列操作」などの大きいカテゴリーにして、各章でさらに項目をこまかく分けています。
そして1項目が見開き2ページで説明されているので、広い範囲の詳細な知識が整理されて、とても理解しやすく覚えやすいです。

新しい知識の学習は、最初に覚えることや新たに理解すべき仕組みや概念が多いので、
これくらいゆったり学べたら、かなりつまづきも少ないと思います。
とは言っても、内容はしっかり充実しているので、何回も繰り返し読んでいます。

最初からすべて理解して覚えるというより、ある程度の理解ができたらネット上にあるコーディング例などを使って実践をしてみて、わからない時に引く辞書のような活用方法も良いと思います。

Kindle版の価格は紙の本の半額ですが、文字のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できないようです。音声読み上げもできませんが、絵が多い本にはよくあるKindle版での制約です。

「基礎」は何度も手軽に読み返せた方が頭に入ると思うので、紙の本をオススメします。「お役立ち度」を考えたら、価格も高くないと思います。
もし、PHPの知識の習得が進んでいて確認用に使うなら、廉価なKindle版も良いと思うので、まずはサンプルで確認してみてください。

もともとプログラミングの基礎知識があったり、他の言語を使えているひとには、簡単すぎる内容かもしれません。

翔泳社の「絵本シリーズ」はラインアップも多く、書店でこのシリーズの他の言語の本も数冊読んでみましたが、PHPの内容はけっこう良いと感じました。

また他の言語や関連トピックを学びたいときに、この「絵本シリーズ」を読んでみようかなと思っています。